精神鍛錬
精神鍛錬の場
★ 株は精神鍛錬の場 ★
株の売買をしていると、本当に、いろいろな場面で、精神鍛錬だなあと思う時があります。
それは、「欲」と「短気は損気」のバランス、じっくりと慌てずに株価が下がるのを待って買うという気の長い我慢が出来る心。
持ち株が上がり始めても慌てず良いタイミングで売ることが出来る落ち着いた心。
買った株が一瞬下がっても動じない岩のような大きな心…などなど…。
また、売った途端に、大きく値を飛ばしても、「頭と尻尾は他人に」という格言どうり、他人にも儲けさせてあげる心の広い気風の良さ…etc挙ればきりがないほど精神鍛錬の場なのです。
さあ!鍛えるわよー!うー、よっしゃー!
○○○ 精神鍛錬 ポイント ○○○
何といっても、自分の「欲」のコントロールでしょう。
これしかないと言ってもいいでしょう。
特にデイトレードをしてみるとわかるのですが、買った途端に下がる、売った途端に上がるというのは、当たり前。
本当にどうしてかと思うほど、そんな場面ばかりですが、その都度、「あー、下がった、あー上がったー」とびびっていると、絶対に利益は出せませんね。
株というのは、1日のうちで、何度も上がったり下がったりするのですから、そのたびに動揺していては、冷静な株取引など出来ないからです。
取引した後は、自分が思い描いた株価になるまで、じっと我慢する岩のような大きな心でいなければなりません。
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最近では、自分が買った株が、直後に下げ始めたら、「ふんふん、そうくるか、いいよ、いいよ、精神鍛錬のチャンスだわ。自由に上げ下げしなさい、いいのよ、いいのよ、精神鍛錬、精神鍛錬」と深呼吸をしながら、やっています(笑)。
しかし、このじっと我慢する岩のような大きな心と、損切りの兼ね合いが、3年の経験を積んだ今でも、すごく難しいのです。
私なりの結論は、やはりデイトレードと思って行った売買は、その日のうちに前もって決めた損切りラインを超えたら、その日のうちに処分するのが良いということです。
儲けそこない例でも、書いていますが、やはり、短気は損気ではありますが、欲を抑える方がやはり、利益確定にはつながるのだと思います。
ちょっと、短気になって利益確定を急いだかな?と思っても、それは、純粋な損ではなく、儲けそこなっただけなのですから…。
やはり、欲との戦いに常に勝てるかどうかの方が、株の売買においては大切だと思います。
よーし、 「欲」との戦いに勝てるよう、精神鍛錬に励むぞー!
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これまで、株式投資に関するさまざまな本を読み勉強してきましたが、その中でこんなことを書いている方がいました。
『自分が買えば下がるし、売れば上がるので、買おうと思ったときには売り、売りたいと思った時には、買ってみようかと、本当に思った(笑)』と書かれていました。
本当に、株式投資をしていると、このような場面にしょっちゅう出会います(笑)。
しかし、よく考えてみると、株価の底で買い、天井で売るなんていうことは、所詮無理なことだと割切る気持ちが大切です。
そう、これも精神鍛錬なのです。
買った銘柄が直後に下がっても、売った銘柄が直後に上がっても、それが株式相場だという大きな心が必要です。
株式投資をする皆さん、精神鍛錬だと思い、大きな心で株取引に臨みましょう!
でも、いくら精神鍛錬だといっても、座禅をくみ、精神統一しても、それだけでは、株取引は成功しません。
まずは、事前の研究、銘柄の選別がとても大切です。
時間をかけて研究選別した銘柄を買ったり、売ったりしたのなら、あとは自己責任で大きな心で自分自身の描いた株価になるのを信じて待ちましょう。
さあ、今日も、「欲のコントロール」と「短気は損気」のバランスを上手にとりながら、鍛錬に励みましょう!